ドキンちゃんのKindergarten
我が家のドキンちゃん、7月22日で4さいになりました❣️
今年の秋にはキンダーと呼ばれているKindergarten(カナダBC州での義務教育の始まり)の申し込みがスタートします。
※グレード1の一年前がキンダーなので日本でいう年長さんが義務教育の始まり?!みたいです。区切りは5才になる年の1月生まれの子から12月生まれの子までが9月スタートの学校に行くという感じですが、例えば日本の早生まれさんみたいに12月31日生まれの子が約一年も前に生まれた1月1日生まれの子と一緒に勉強や学校生活を送るには難しいという理由で12月後半に生まれた子は次の年からキンダーに通うという事も多いみたいです。
バンクーバー近郊の公立学校で人気校はMontessoriなどの教育法を用いてカリキュラムを組んでいる学校があったり…
競争が激しいとよく耳にします。
わざわざその校区に引っ越ししたり、その学校に行くために数年前から住むところの計画をする家庭もあるのだとか…
住んでいる家の近くの学校で大丈夫!という家庭はキャッチメントと呼ばれる校区の学校に名前を入れれば優先的にその学校にリストアップされるのですが、高層のコンドミニアムに住んでいて若い同じ年代の家族世代が多く住んでいる地域の方や子供の数の割に学校がそもそも少ない区域は名前を入れても遅ければ抽選漏れすることもあるみたいです。
なので子供が4さいになる年の夏くらいまでには自分の住んでいる地域の小学校をよく調べてどこにどんな学校があるのか、どこに入れたいのか(第一候補、第二候補…)、いつから申し込みが始まるのか…
など下調べが必要かと思います。秋〜冬には各学校申し込みが始まりますので…
私はドキンちゃんの幼稚園選びで一足出遅れた経験があるので、今回ばかりは幼稚園を決めた段階でキンダーのことも調べ始めていました。
結果から言うと我が家はドキンちゃん一人っ子だということ、できるだけ質の良い教育を受けさせたい、そのためにかかるお金はかけたいという私の自己満足…さまざまな理由から私立を中心に学校を調べていました。
そこで私もドキンちゃんパパもピンときた一つの学校❣️
その学校を調べていると…
なんとその学校はKindergartenの一年前から始まるJr.Kinderと呼ばれるクラスがあることが分かりました。
(私立の学校だけでなくジュニアキンダーと呼ばれるカリキュラムを取り入れている公立校や幼稚園みたいなところもあるみたいです…)
そのジュニアキンダーを受験してみることになったのは昨年の秋…
もちろんダメ元で、キンダーの練習になればいいよね!と言って受けてみよう!とパパと話しました。
だって我が家のドキンちゃんはコロナの蔓延と私の体調を考慮して幼稚園にも通わせてあげれなかったし、英語だってそのせいで出遅れていたし…
だから受験という感じではなく、ドキンちゃんには新しい学校に遊びに行けるんだよ〜という感じで伝えていました❣️
ドキンちゃんの受験した私立の学校は
一次審査から三次審査まであり、一次は書類審査と家庭環境などのインフォメーションがほとんどでしたが、二次審査は学校に出向き学校のエントランスで子供と親はバイバイをして子供は40分間先生と遊ぶ?審査される?というものでした。
ドキンちゃんにどんなことしたの?と後で聞くと
一人の先生と自分はパートナーでこれで遊びたいといえば一緒に遊んでくれたよ!と…
私はパズルをしたの!と言っていました❣️
パズルをしながら質問されたり、質問したり…お絵描きも一緒にしてくれて好きな色を伝えたりしたと教えてくれましたが、親は話し声も聞こえなければ姿も見えないところで待機なので何をしたのか結局わからずです…
そしてその結果が1週間以内に伝えられ、
合格をしたので三次審査に進めます。というメールと共に三次審査の課題を提示されました。
今回はコロナ禍だったのでzoomでしたが、普段は学校に出向き審査があったと思われます。
三次審査では、両親(出来れば両方の親、事情がある方は片親でも可)と受験する子そして校長先生と今までの審査に関わっていたディレクターと呼ばれる先生の、4者?5者面談でした。
そこで子供は自分の一番好きな本を校長先生に紹介する!という課題があり、どのページのどの部分が一番好きなのかや理由、その本の大まかな内容などを聞いていました。(いや…難しすぎるやろう…と内心突っ込んでいた私がいたのを覚えていますが…)
日本語だと問題なく答えられるであろう質問を英語で聞き取り英語で返す…ドキンちゃんにはかなりハードだったように思います。
三次試験まで数日しかありませんでしたが、
準備したことは本当にドキンちゃんが一番気に入っている本にしたこと、英語力をカバーするため、その本にもっと愛着が湧くようにするため、ドキンちゃんはその本の全ページの絵を描いて紙芝居のように先生に紹介できるようにしたこと、そしてされるであろう質問のパターンを考えて私たちが日々その本を読んだ後に質問したこと…
色々できることは準備しました。
私達親にはなぜこの学校を選んだのか、どんなところが我が子をこの学校に入れたいと思わせたのかなどの志望動機、そして子供は普段どんな子なのか、を中心に質問がありました。
そして我が家のドキンちゃんはコロナで幼稚園に行けていないけれど本当にジュニアキンダーに行って心配ではないか?という感じで最後に聞かれたのでこれは逆にアピールポイントかな?と思い、どれだけ家でお利口でこの間に幼稚園でする以上に工作やお絵かきをしてきたことや私と濃厚な時間を過ごせて逆に愛情深い子に育ったと思うなど…色々伝えて、約30分間の審査が終了しました。
結果は数日中にメールで届きました。
今回は残念ながらウェイトリストです。と…
正直すごくショックでした、手応えあったしドキンちゃんはすごくその学校に行きたがっていたからです…
遊びに行った日(二次審査のこと)にもっと先生とこの学校で遊びたい!と行って、ママ迎えに来るの早かったよ〜と言われたくらいだったので…
どうしても行かせてあげたかった…私がもっと学校のこと調べていればよかった…
色々後悔の念が溢れてきました。
でもそうこう言ってられないので、気持ちを切り替えて、地元の幼稚園(英語環境のところ)と日本の幼稚園と行かせる手配をし、私たちは4月頭に日本へ旅立ちました。
そしてまだ成田に着いて時差ボケをしている時、1通のメールが…
キャンセルした子がいてスポットがあいたので我が家のドキンちゃんを繰り上げ当選させたいと❣️
すごいラッキー!というかそもそも本当に惜しいところまで行けてたんだ!
ドキンちゃん英語もそんなにできないのにすごいじゃない!
受かったよ!すごい!すごい!やったね!よくがんばったね!
と色んな感情が湧き上がってきていて…喜びを共有しよう!とドキンちゃんパパに電話したら、即答で行かせていただきます!そのスポットを我が子によろしくお願いします!と、学校にメールをしたと!
早っ!!!!
そして手続きを経て(主に入学金などのお支払い関係ですよね…すごく高い…)晴れて我が家のドキンちゃんは9月から私たちの選んだ
私立校のジュニアキンダーの生徒になれることが決定したわけであります❣️
そしてキンダーの受験をしないといけない…ということからも解放されました…
本当やれやれ…と思っていたら、
制服を購入しないといけない、とか、全部の持ち物や服に名前を書かないといけない、とか…
することがじゃんじゃか押し寄せてきています❣️
でも幸せな忙しさですよね。
という訳で我が家のKindergarten事情を紹介致しました!
よかったらご参考までに…