ドキンちゃん出産秘話♡完結編
前回病院に行って陣痛の間隔が1分間隔にもかかわらず4センチ開いたところからお産が進まないため、一度帰らされた…ところまでお話ししましたね!
で、そこからもう一度病院に向かう車の中でNorikoさんに連絡しようとしたのですが痛い感覚が早く来すぎて連絡で来ませんでした。車で出た後は飲酒検問してるしもう叫びたくなるほど痛いし…早く病院着いて〜と祈るばかり…
そして夜23時頃病院に着いてから I couldn’t call to Noriko〜泣 と言って看護師から連絡してもらいました。
すぐNorikoさんが到着それだけで安心感がありましたが、病院からもう帰らなくていいっていうだけでもちょっとうれしかったです!もうすぐドキンちゃんに会える!っていう感じ…
結果から言うとそこから産まれてくるまでまぁ本当時間がかかりました。
痛みを逃すためガスを吸いながらバスタブにお湯をはってもらってお湯の中で陣痛を過ごしていましたが、1時間程経った時に破水。出血があった破水だったためお湯が真っ赤!そしてバスタブから出て内診してもらうとまだ5センチしか開いてないと…
え!そうなの???
そこからは破水して出血があるため内診は3時間おきにしましょう!と…
(この頃日本からきていた父母は義両親の運転する車で病院に到着…生まれるまで本当時間かかってるな〜って思ったことでしょう…)
破水してからの陣痛は今までと比べ物にないくらい、さっきまでの5倍?10倍?と言うほど!そして出血量が多過ぎて輸血するとかどうとか…医療関係者等がバタバタしてるし何か話してる…
3時間経っても開かないため(その間も強烈な陣痛に耐えて…)もう帝王切開しようかと病院の先生は言い出すし…もうそれでもいいかな?と言うくらい自分でもよく分からなくなっていました。
(内心はここまで痛みに耐えて帝王切開の痛みもあとで残るとか嫌だ!
ここまで頑張ったんだから自然分娩がいい!と思ってました!)
そこでNorikoさんが一言!
エピしよ!(エピドラルと言って無痛分娩で使う麻酔です)もう十分頑張ったし子宮口腫れてきてるからいきんじゃだめだしね!と!
Norikoさんの言って下さっていることが一番私のことを考えてくれてる!と察した私はエピします!と言いました。
そこからエピ打ってくれるお医者さんが来るまで待つの待つの…
(その間大暴れの私…自分でも怖い…ナースに睨みつけno more pain!!!と言ったの覚えています…)
3時間待ってやっとお医者さんが私の分娩室に到着!
そこから麻酔が効くまで2時間…なかなか効かないから足してもらってやっと効いてきて少し休めました。
と言うのもそこにNorikoさんの思惑があった様で、夜をなんとか越して朝を迎え担当の医師たちが変わると帝王切開説がなくなると考え時間稼ぎをしようと言うことだったみたいです。
もちろん赤ちゃんの心拍も落ちることなく元気だったのでこの様な決断をしてくださったみたいです。ここで赤ちゃんの状態が悪ければ選択する余地なく帝王切開だったでしょう…お腹の中にいる時から元気だったドキンちゃんに感謝です。
そしてさすがNorikoさん!!!頼んでよかった…
そして朝を迎えスポーツドリンクを大量に飲まされて少し目を瞑りなさいと言われた辺りで担当医達が交代、昨日内診グリグリをしてくれたSouth Comunityの助産師さんとBCWomen’sの男性の助産師さんが担当になりました。South Comunityのアンさんは私のお気に入りの助産師だったので担当になってもらえて嬉しかった〜!そしてお昼頃皆んなが昼食をとってる間に…
“うっ!気持ち悪いNorikoさん…”
その声を聞き逃さずサッとゴミ箱を私の口ものに持って来てくれたNorikoさん!さすがです!
そして嘔吐したらスッキリ!
嘔吐はもうすぐ出産と言う印だよ!って言ってくださりもうすぐドキンちゃんに会えると言う喜びでいっぱいになりました。
そこからはトントンと進み14時前にいきみ始め(いきむ時に鏡置いてもらいました。陣痛が弱くしか感じない無痛分娩に置いては鏡置いてもらっていきむタイミングを見ながらいきむのはすごく有効でした。)14時過ぎにドキンちゃん産まれてきました。それもアンさんと助産師の妹が一緒に取り上げてくれ幸せな出産体験でした。
ドキンちゃんはと言うと、
真っ先に髪の毛が出てくるほど毛量が多くびっくり!それだけではなく、頭の半分と少し出た時にもうすでに泣いてました。色々びっくりで笑い泣き!
でも本当に産まれてきてくれてありがとう!と言う気持ちでいっぱいでした。
産まれてからはSkin to skinとかで胸のところに赤ちゃんを乗せられて胎盤処理に下を縫われるわけです。(臍帯血はへその緒ごとドネーションしました。事前に同意書あり。そして生まれた次の日にドネーション先の担当者がありがとうのお礼と色々聞きに来る…本当にHusbandの子供か?とかDNAとかの研究で必要なんでしょう、その情報が…しかし疲れている上に難しい英語の質問…苦労しました。)(胎盤は破棄してもらいましたが、人によっては胎盤でサプリメントを作るとか…確か百ドル以上したと思いますが一度のおさんで一度しか手に入らないのでサプリメント欲しかったら事前に相談して申込書?書いた方がいいと思います。)
エピが効いてたから縫われるのは痛くなかったのですが、Southのアンさんが塗ってくれたのにBCWの男性助産師さんがこれじゃ足りないといい再度縫われる事に…
その間外で待たせている家族に赤ちゃんを見せてきて!とドキンちゃんパパに頼み、私は黙々と縫われる事に…
私、会陰マッサージしてたんです!すごく頑張って!
出産予定日からも遅れた事だしもうのびのびって程頑張ってたんです、よく会陰切開して痛いと言われるお尻の穴側、後ろの方を重点的に!
でも切開したのはまさかのおしっこの出る方、ドキンちゃんが出てくる時に手を上に上げて出てきたものでガッツリパックリでした。(産後切開の傷とおっぱいあげるのにドキンちゃんの吸引力が凄すぎて乳首がえぐれたのが痛かったです。その話はまた後日更新します!)
その後は家族は一旦帰宅し、休んでもらう事に!
Welcome to the woldドキンちゃん♡
病室に移され(この日は混んでいてコーナーの小さい部屋になってしまった…ドキンちゃんパパの保険使って部屋のアップグレード頼んでいたのに…)ゆっくり寝たいと思ったのも束の間!
ドキンちゃん寝ない…昼も夜も寝ない…この子、今産まれてきて本当に寝ない!疲れてないの?
パパとママは意気消沈です…
って言っても通じません!
ここは日本ではないのでミルクあげてくれるとか新生児室で見てくれるとかありません。
産まれた瞬間からべったり一緒…
あー今思っても大変だったな〜!
その中でもこれをクリアしたらすぐ家に帰っていいよ!てか帰ってね!の項目があって、早々に全部クリアした私たち!
お母さんがおしっことうんちしたらとか、赤ちゃんがうんちしたらとかおしっこどれくらいのペースでしてるかとか黄疸の症状が見られるかとか色々書くんですよね!で、後ろは会陰切開しなかった私は早々と大便が出た訳です。看護師の人もびっくりしていた!だってエピしてるからまだ完全に麻酔切れてないうちにトイレ行く時はナース呼ばないとだから全部バレバレと言うか…で、その日の夜に家帰っていいよって言われました!びっくり。え!居させてくださいって言ったけど朝ごはんまずいし今思えば帰ったらよかったかな?とも思うかな…でも新生児の沐浴の方法も教えてくれないし、てか沐浴すらしてくれてないし、明日朝一番に写真撮る予約したんですけど!
でももし私に次の出産と言うものがあるなら多分速攻帰ります!だって次の日に地域のナースが家に訪問してくれるし全部見てくれるから家に帰った方がパパもベッドで寝れるしご飯も美味しいのが食べれる!赤ちゃんと自分に問題がなければ帰った方がいいです。
てか身体中痛くて問題大有りでも次の日には帰されるので…
次回は…ドキンちゃんとの共同作業、授乳について書きます。