South Community Birth Program

私は初めの妊婦健診でファミリードクターに Please send me to South Community Birth Programと言いました。 と言うのも私の友達が先に妊娠していて話を聞くとすごく良さそう!と思ったのがきっかけ! 私の妊娠初期の経過を簡単に説明しますと…初めの妊娠は残念ながら13週で稽留流産、掻爬(そうは)手術を行いました。その後1回生理らしきもの(普段より短くて量もほんの少しでしたのでまさかそれを生理とは思わず…でも生理とカウントすれば妊娠週数と合うのできっと生理だった)を確認後すぐの妊娠で気づくのが遅かったので妊娠初期に知らず雪かきをしてしまったり、日本にいる両親がハワイに行くと言うのでこちらから一人で大きな荷物を抱え合流し遊ぶと言う無謀な旅行もし…色々心配だったので産院選び念入りにリサーチしてSCBPを選んだ友達のフォローをした訳です。

初めはなにがなんだかさっぱりわからず… とりあえずSCBPのregisterをしました(BC care cardに書かれているPersonal Health Numberが必要、なのでMSPない人はSCBPに行けません)。 そして連絡が来て(英語ができない私、この頃から私の英語力が格段にアップする…)無事初めてのアポイントメントが取れ英語が出来る夫と一緒に初回訪問! 初めのみ色々質問されますが(例えば過去に水疱瘡や風疹などにかかったことはありますか?とか家族に〇〇の病気の方はいますか?とか…まぁ個人の情報を病院側が把握するためです)それ以降の診察、訪問は心音の確認、 Ultra Sound(エコー)や血液検査に行った後の結果を教えてくれたりそれらに行くための紙(エコーや血液検査は病院ではせずラボラトリーに行く)をもらったり、薬の処方箋をもらって自分で薬局に買いに行ったり…あとは気になることを質問して必要に応じて検査へ送られるというシステムです。英語苦手な私でも一人で大丈夫でしたが、心配な方はNorikoさんに通訳も頼めます!

SCBPではまず出産の日にMidwifeかDoctorどちらについてもらいたいかを選びます。 私は出来る限り自然分娩希望だったのと個人的に妹が助産師で色々相談したり話を聞いてもらえて私は助産師の方がいいかな?って思ったのでMidwifeにしました。 なのでそれ以降の検診はMidwifeに診てもらうことになりました。ドクターを選んだ場合との違いはよくわかりませんが、SCBPは一つの医療チームで出産の日もその日出勤のSCBPからのMidwife一人とBC Women’sのMidwifeが出産の立会いをしてくれて全ての情報ファイルはBC Women’sとシェアされていて突然帝王切開が必要だった場合はDoctorが担当してくれたり緊急対応もしっかりサポートされているのでなにも心配することはありませんでした。 その初回訪問時に英語が少し不安だと伝えると対応してくれた助産師さんがNorikoさんを紹介してくださりNorikoさんから連絡を頂きました。 NorikoさんはSCBPに所属してらっしゃる日本人のDoulaの方です。 つわりも落ち着いくる20週位になると出産前準備クラスに行けるようになります。半分は不安な事やわからないことを質問したり産前産後の流れを詳しく授業、筆記の勉強して、それから残りの半分はヨガやフラ、タヒチアンのリズムに合わせてエクササイズです。何度か通ううちに出産準備をどうすればいいか、なにをすべきか明確になっていき出産当日の準備や陣痛が来た時の行動など、初めての子育てに対する不安もどんどんなくなっていきました。

バンクーバーではよほどのことが無い限り妊娠9週あたりに初めのUltra Soundをし、その後は20週あたりにもう一度した時に性別がわかる程度でそれ以外は毎回の検診時に心音を確認し、お腹を触ったり計測、後は自分で体重と血圧を測ると言うのが大体の流れです。 困ったことがあったら連絡してアポイントメント取って診察してもらえますが、Norikoさんのクラスに行って出来たお友達と情報共有できますし、Norikoさんにも色々相談できます。 ちなみにNorikoさんへDoulaの依頼をする際、SCBPに所属だとSCBPにドネーションをするというお支払いになりますが、別のクリニックに通っていてDoulaだけお願いするとなると料金が変わってきますのでご注意くださいね。 バンクーバー近辺にお住いの妊娠希望の方は是非 SCBPについても調べてみてくださいね! 次回は出産の日の様子(やっぱりNorikoさん頼んでよかった…)を配信します!

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